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宙組いじめ芹香斗亜、松風輝いまだ反省なしに呆れる下級生。有愛きいやけど写真。

エンタメ

宝塚宙組ないのいじめによる有愛きいさんの自死から2ヶ月以上たち、その間宙組の宝塚大劇場公演、東京公演も休演となってきました。

自死についてはトップ芹香斗亜さん、組長松風輝さんのパワハラ言動も要因であるとされていますが、有愛きいさんの死に対しての追悼や謝罪等はなく、宙組下級生もあきれている状況が12月13日の文春で明らかになっています。

いまだに反省なし。「お話合い」宙組組長、松風輝発言

宙組12月頭の「お話し合い」で組長松風輝(まつかぜあきら)さんが話したこと。

パワハラ、いじめを行ってきたとされている松風輝さん。

有愛きいさんの自死から2ヶ月たち、遺族からも宙組のパワハラが自死の原因として訴えられてきているにも関わらず、宙組の話し合いの場でも有愛きいさんの死についての謝罪も有愛きいさんを悼む言葉もなく、宙組下級生も啞然としています。

宙組組長 松風輝

以下文春より抜粋。

「今日まで私の口からみんなに直接伝えてこれなくて……やっぱり伝えたいなって思って」

 最初に沈黙を破ったのは松風輝(あきら)組長。有愛に対し「下級生の失敗は、すべてあんたのせいや」「マインドが足りない」などの叱責を繰り返した張本人である。

「きいちゃん(有愛の愛称)が宙組の大切な仲間であって、ちゃんと(墓前で)手を合わせる日が来たらいいなと願っています」

出典 週間文春電子版 2023/12/13

まるで他人ごとで、有愛きいさんを死に追いやった原因が自分にもいあることが全く感じられません。

死の原因がまだ憶測が飛び交っていたような自死の直後だったらまだしも、遺族からもはっきりと「宙組に配属されて、パワハラを受けてきたこと」が死の原因のひとつであることは明らかにされているにも関わらず、いまだこのような発言しかできない松風輝さん。

トップスターの芹香斗亜の呆れる発言

続いて口を開いたのはトップスターの芹香斗亜(せりかとあ)さんですが、「わたしも辛いし悲しいし」と言いながら、有愛きいさんへの謝罪は一切ありません。

宙組トップスター 芹香斗亜

「私も舞台をつくる大切な仲間を、このような形で失ったのは初めての経験で、つらいし悲しいし……」「この2カ月ずっとみんなのことを考えながら過ごしていて、私はみんなのことを何も知らなかったなって。今、宝塚の宙組が世間からよく思われていないことが、本当に悲しいし、辛いし……悔しいです! でも、またお客様に夢を見ていただける舞台をつくるために、ここにいる一人一人がちゃんと考えて行動していかなきゃいけないし、それはここにいる私たちだけでしか乗り越えられないことだと思ってるから。どうか、みんなでまた宙組が公演できるように進んでいきたいと思ってます」

出典 週間文春電子版 2023/12/13

やはり他人事ですね。

自分に非は全くない、心から思っているような発言です。

仮に宙組のパワハラはいじめではなく指導であって、指導するのは当然と思っていたとしても、一般的な感覚があれば、自分が少しでもかかわっていたのであれば、落ち度や反省すべき点はなかったのか考えるはずです。

むしろ、パワハラやいじめは真風涼帆のときがひどかったのに、自分が就任した直後での自死で、運が悪い、迷惑くらいに思っていそうです。

松風輝同様、自死の直後であればその言い分もわかりますが、2ヶ月たち、問題が浮き彫りになっている今でも反省の弁がひとつもないことに、呆れるを通り越して、怖くすら感じます。

下級生の発言
「自分たちのパワハラを省みず、きいちゃんへの謝罪の一言もない。あまりに無自覚で、こわいです……」

まともなのは副組長秋奈るい(あきなるい)だけ?

3番目に口を開いたというのが副組長の秋奈るいさん。

秋奈るいさんは、男役2番手スターの桜木みなとさんと一緒に、下級生に独自にヒアリングし、劇団にパワハラと労働環境改善を求める意見書を提出していたそうですね。

宙組副組長 秋奈るい

「まず、きいちゃんの思いに気づけなかったこと。そしてみんながそれぞれに不安だったり苦しんでることに寄り添い切れなかったことを本当に反省してます」
 そして秋奈はこう続けた。
「必要なもの、不必要なものをまとめて、もう一度宙組の“規則書”を見直してほしいなと思っています」

出典 週間文春電子版 2023/12/13

有愛きいさんのことを思った発言と、その前の意見書の提出などから、副組長としての自覚や責任感もしっかりとある方ではないでしょうか。

秋奈るいさんの元々の人柄もあると思いますが、97期生で上級生としても染まりすぎていないこともあるのでしょうか。

有愛きいさんのやけど写真

12月7日の遺族側弁護士会見では、遺族側は上級生らによる15のパワハラ行為を主張し、有愛きいさんのLINEや上級生に負わされた火傷の写真など、物的証拠を公にしました。

少し赤く膨らんでいるのがわかります。

有愛きいさんが上級生の天彩峰里さんにヘアアイロンでやけどを負わされのは2021年の夏ですが、有愛きいさんが写真を撮っているということは、このときにはすでにいじめやいやがらせなどをされていて、その証拠として撮影しておいたということでしょうね。

〈〇〇(天彩のこと)に(前髪を)まかれて〉

〈やけどさされた(原文ママ)〉

〈ちゃいろになっている〉

〈でこ〉〈さいあく〉

LINEでも上のように家族に送っているようですが、〇〇に実際は敬称がついていたのかも気になるところ。

まとめ

宙組組長が、遺族側が提出した15のパワハラについて意見を聞こうとするも、『加害者には話したくない』と聴取をボイコットする生徒たちが出ているといいます。

他の組も意見がまとまっていないにも関らず劇団は規則書の早期改定を求め、稽古中の組の生徒たちは深夜まで話し合っているそうです。

12月15日には「過密な公演スケジュールの見直し」ですでに決まっている公演を休演と発表しましたが、週の10公演→9公演に減らしたところで、根本的な労働環境は変わっておらず、相変わらずその場しのぎの対応のように感じます。

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