「マツコの知らない世界」の「銀座ランチの世界」で紹介された「日本料理 むとう」の鯛茶漬け。2種類の醤油ときり胡麻で香りを立たせたタレで、そこに玄米茶をかけて風味も楽しめる上品な一品とのこと。ランチ2000円はちょっと高めですがそこは銀座価格。期待しつつ行ってみました。
「日本料理 むとう」店舗情報とアクセス
店名 | 日本料理 むとう |
営業時間 | 昼 11時30分~14時00分 夜 17時00分~22時00分 |
定休日 | 日曜日 |
住所 | 東京都中央区銀座6丁目4−16 |
電話番号 | 03-3571-0723 |
HP | https://www.ginza-mutou.com/ |

銀座にありながら古い2階建ての古民家で趣があります。


「日本料理 むとう」の店内
1階は4人がけのテーブル席が2つ、カウンターが7席。2階もあるようです。いつも混雑しているのかテーブルは相席が当然のようす。カウンターはテーブルの奥行きがあり広々としていて、調理している様子をみれるので楽しいです。
営業時間は14時までとありますが、14時をすぎてもお客さんがはいってきていました。電話もかかってきていましたが14時30分に予約する人もいるようで、時間の融通はきくようです。


「日本料理 むとう」のメニューと鯛茶漬け
日替わりメニューもあり、金額は1,700円、この日はフグの煮つけでそちらも惹かれましたが、鯛茶漬け気分だったので一択で。鯛茶漬けは2,000円。安くはないですね。


鯛のお刺身の上にはたれとゴマ、のりがたっぷりかかっています。
「ご飯はお替り自由」とのこと。
お味噌汁は赤だしでおいしいです。ひじきの煮物も味はしっかりしているものの濃すぎず、ほどよいバランスで、おくらののったたまご豆腐もあっさりしていておいしいです。
一通り小鉢などをいただき、さて鯛茶漬けにうつろうかな、と思ったのですが出汁がない。とりあえずお刺身をそのまま食べてみました。
あれ?うーん、、、おいし、、くない。鯛に独特の臭みがあり何とも言えない後味です。養殖特有のくすり臭さを感じました。気のせいかも、ともう一切れ食べましたがやはりなんともいえない臭みが口に広がり、食べ進みません。
ほかの人は美味しそうに食べているので私だけなのでしょうか。でも目の前で鯛を切り分けているのが見えるので、私のところが特別違うとも思えず。そうすると私のコンディションということなのか。
しばらくうーん、となっているとお茶漬け用のお茶がきました。こちらは出汁ではなく玄米茶なんですね。
出汁は頼んだらくるものなのか、など勝手がわからないので、お茶漬けではなくそのまま食べすすめてしまうところでした。食べ方の説明が欲しいところです。
ご飯にたれやゴマごと鯛をのせて、お茶をかけます。これ、本当にただのお茶なんですね。
さて、気を取り直して熱々をいただこうとしましたが、ぬるい、、!お茶は土瓶できたのでさぞ熱いかと思いきや、土瓶に触ってみてもぬるい、、。土瓶がぬるいなんではじめてです。
これが、「むとう」さんのスタンダードなのかわからないので、そのまま食べますがいまいち納得がいかずもやもやが残ります。
デザートに杏仁がついていましたが、ゆずの香りがしておいしい。よく見ると刻まれたゆず皮が杏仁の中に入っています。こちらは手が込んでていてさすが銀座の日本料理屋さんと思いましが、いかんせんメインの鯛茶漬けがいまいちすぎて、期待が大きかった分残念な一食になりました。
まとめ
小鉢やお味噌汁はおいしかったのですが、肝心の鯛がなんともいえませんでした。カウンター越しでスタッフとお客さんが話しているのが見えましたが、そこでは土瓶を出し忘れていたようで、ほぼ食べ終わってしまったようです。スタッフさんの感じは悪くないのですが、全体的に残念でした。これなら日本橋などにある「つじ半」の方がコスパなどは良いです。銀座周辺はお茶漬けを出しているところが多いようなので、ほかでまたリベンジしたいと思います。